満員電車と偽善
2026-04-09
某24時間やるテレビ番組や、他のいろいろなところで募金活動がある。
今まで、募金活動をしたことがある人はどのくらい居るのだろうか。
色んな数値をみてて、きっと国民の数%はあるんじゃないかなと思う。
つまり、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車の人車両に2~3人くらいは乗ってそうだと思うのだ。
私の転換性障害の症状が酷かったとき、それでも私は電車で通学をしていた。褒められるほどのことでないのは承知しているが、それでも駅まで徒歩で10分ほどの道を、途中で歩みを止めざるを得ないくらいの苦しみを、経験したことのない人に馬鹿にされるのは腹が立つ。
杖があってもその状態だったのだから、当然、電車の中で立っているのも非常に辛かった。ラッシュを避けるために最も早い急行電車に乗っていたが、それでも立たざるを得ない状況は常だった。
その中で、数カ月、通学していて、席を譲ってくれる人がたったの一人だけだった。
きっとこの車両には、募金活動に参加した人が幾らか居るはずだろう。確率的にはそうだろう。
けれど皆、心配の表情一つせずに居る。
絶望だよ。全く。期待をしていた自分に心底驚いた。
偽善でも行動できるだけ立派だと聞いたことがある。
でも、眼の前の人になんも思わない人が「自分が優しい人だ」と満足するために金を払っていると思うと、気持ちが悪い。
満員電車の中でそんな偽善を考えた話でした。